ICOで使われるトークンって何?
トークンについてまとめてみました!!
みなさんこんにちは。すみませんいきなりキーワードを投げちゃって。ブログはまずあいさつからだろと思われる方、失礼致しました。
さてこのトークンという言葉。ICOでよく目にするワードですが、実のところ僕には意味がサッパリ分かりません。なので一刻も早く調べないとなと焦った結果が冒頭の感じです。
ということで早速ですがいきます!
トークンとは?
以前、ICOは企業がトークンと呼ばれる独自のコインを発行し、研究費や開発費を仮想通貨で出資してもらう資金調達方法だとまとめました。
ところがその時は曖昧に流していたところがあります。それは、
その独自のコインとは一体なんだという点です。
僕もゲームセンターで使うメダルみたいなものを持っているんですが、それをトークンだと言ってもいいのでしょうか。
トークンとはお金の代わり
トークンとは何もICOだけに関連する言葉ではありません。銀行や仮想通貨に全く関係のない企業も発行できます。
そして、このトークンはお金の代わりとして発行されます。
もともとこの言葉は英単語を輸入したもので、使う人によって様々な解釈がされる意味の範囲が広い言葉です。
イギリスのロングマン英英辞典では次のように定義しています。
・感情や意思を伝えるために送るもの、もしくはその行い
(something you give to someone or do for someone to express your feelings or intentions:)
・お金の代わりに機械に入れる丸いメタルのコイン
(a round piece of metal that you use instead of money in some machines:)
この定義によれば、贈り物やスロットで使うコインもトークンといえます。
(↑地下鉄のトークン:1900年ごろの地下鉄は、運賃が5セント、10セントで改札機に直接コインを投入できていました。しかしその後料金が上がりその値段の硬貨がないことから、このトークンが使われるようになりました。)
その他にも証拠、記念品、引換券、商品券といった意味でも解釈されます。
―ということは僕が持っているメダルも誰かに送ったり、お金の代わりに使用すればそれはトークンってことになるってことですよね!一応は。
仮想通貨におけるトークン
仮想通貨においては代用貨幣と理解されているのが一般的ですが、
トークン=仮想通貨といって差し支えありません。
具体的に説明すると、
①例えばA社が、「Token」という名のトークンを発行したとします。その「Token」を出資者が仮想通貨で買います。これがICOです。
②その後も「Token」がさまざまな理由で買われるようになり、供給量が多くなったとします。
③それに伴い、「Token」を買いたい人売りたい人が出てくるようになり、他の取引所などでも取引をされるようになります。
④「Token」が取引されるようになると、様々な価格がつき「Token」が価値を持つようになります。
⑤そしてこの「Token」が価値を持つ貨幣、つまり仮想通貨となります。
―このように企業が発行した独自のトークンがいずれ価値を持つようになって、僕たちがイメージする仮想通貨と呼ばれるようになるわけですね!(厳密にいえばもともと仮想通貨なのかな。。)
ちなみに独自で発行する方法もあるようです。興味がある人は一度試してみてはいかがでしょうか。↓
自分だけの仮想通貨(独自トークン)作成方法! <初心者にも分かりやすく記載> - とってもやさしいビットコイン
まとめ
今回はICOにおけるトークンについてまとめてみました。
記念品、引換券、商品券といった様々な意味をもつこのトークン。ICOでは発行されて価値をもつようになると出資者は大きな利益を得ることができます。
本来は、相手に感謝を伝えるしるしとして送るものといったニュアンスがあるようですが、価値があがればこっちが感謝を伝えたくなりますね!
以上トークンとは一体何でした!